錆の発生は金属の宿命です。しかし一方で、将来にわたって安全を保ち続ける鉄筋建築物を完成させるには、鉄筋の錆発生を最小限に抑えることが求められます。
それは、大型の公共建築物であろうと、個人の戸建住宅であろうとも同じです。なぜなら、そこに集い、住まう人にとって、ひとり一人の安心の大切さは変わらないからです。
その安全と安心を守るために、創興業では上屋根付きの工場で全加工を行います。もちろん、材料および加工品の保管・管理も屋根付きの工場内で目を行き届かせています。
だからこそ、品質の高い鉄筋を各現場に常に送り出すことができるのです。
「どんなに小さな不安の根も決して建築物の中に残さない」という創興業の矜持が、材料の搬入から加工、搬出に至るまで首尾一貫しての品質管理に繋がっています。
経済面での建築工業環境が厳しくなる一方の現代社会。
鉄筋業界には今、単に材料ロスを削減するということを越え、従来以上に効率的な鉄筋の活用が求められています。
言い換えれば、建築物の耐久性と工事品質を確保しつつも、いかに材料の削減と低コスト化を図れるかが鉄筋工事の従事者に課せられた責務となっています。
だから創興業では、機械的に鉄筋工事を請け負うのではなく、スタッフ１人ひとりが現場責任者の視点をもって進める工事を行っています。
どの部分をどう取れば、どう活用すれば良いか･･･現場の状況を見通し、判断することでロス削減に挑んでいます。
その結果としての提案と実行はそのまま、取引先各位との信頼関係の大きな基盤となっています。
現場における工期期間の短縮は低コストで工事を完成させるための大きな要素。
そのためには、作業の効率化はもちろん、スキルの高い人員の確保・配置も重要な課題です。
創興業では、創業以来培ってきたノウハウをもとに、気力・体力にあふれる若手スタッフの教育指導を徹底。
また、作業の効率化には、現場・加工工場・ノウハウの一体化が不可欠と考え、チームワークのベストな有り方をつねに追求し続けています。
そうした企業風土の中から産まれてくる経験と情熱の高度な連携は工期短縮の大きなパワー。
早く、安全に、確実に･･･当社に求められる3要素の同時成立は、そのまま創興業の社員の合言葉でもあるのです。